世界を食する!かしまのブログ

旅と食とどうでもいい話

怖い話 孤独死と事故物件

こんにちは。かしまです。

 

今日は行列を見ていて自分の体験を思い出しました。

孤独死と事故物件

どっちも恐ろしい言葉。誰にも知られずに亡くなっていく人が増えているってかわいそうな国。

 

さて、これは10数年前の話ですが、S市という街に一人暮らししていたときの話。

忘れもしない、GW明けに外出先からアパートに戻ったら道路に救急車が止まっている。。。

あれ、誰か呼んだのかな。

くらいに思ってて、部屋に向かいました。するとかしまの部屋の前で、なんか人がウロウロしてる。とりあえず部屋に入って、ドア越しに話を聞いてみました。

 

「発見されたのは・・・ですか?」

「ええ、一人暮らしで家賃の滞納があったので、連絡したんですが、電話も出ないし、呼び鈴押しても出てこられないんでね。。。。」

 

というやりとりから、すぐに隣の人が部屋で亡くなって、今大家が鍵開けて部屋に入って発見したんだ。。。と分かりました。

正直、げっ嫌だな。と思いました。隣の人が部屋で亡くなってて(多分)数日発見されてなかったって気持ちがいいものではありません。

その後、救急車には乗せられない、みたいな話をしてて警察が来たようです。しばらく人が忙しなく行ったり来たりしていましたがすぐに静かになりました。

亡くなった方はおじいさんみたいだったのですが、一度も顔を合わせることがなく、あ、言葉も交わしたことがありませんでした。都会では普通のことですよね。でも誰にも気づかれずに最期を迎えるって哀れとしか言いようありません。

 

そして怖い話というのが、そのGWのあたり、妙に金縛りにあう回数が多かったんです。結構疲れてたりすると金縛りに合うんですが、連日続いたりしていて。それでとなりで息絶えた人が居たと思うと後からめちゃくちゃ怖くなりました。

 

数日後、ご家族がいたのか、誰かが部屋を片付けして荷物を全部持って行ったようでした。

それから2か月もしない内に、新しい住人がその部屋を借りました。

ひとつ疑問だったのは、その人は前の住人が部屋で亡くなったことを知っていたのか、ということ。

今日、行列を見ていて、弁護士団が病死の場合は特に次の住人に告知する必要がない、と言ってました。

ということは、多分あの時のことも知らされてなかっただろうな、と今日改めてぞっとしました。

 

かしまが聞いた不動産屋あるあるは、もし何かあった所謂、事故物件を次に貸すときは、その事件を告知しないといけない。けれどそこには裏技があると。。。

 

次の人には告知義務があるが、その次の人には告知義務はないと。

要するに、事故物件を誰か一回借りて解約。次の人に貸すときは事故物件です、とわざわざ言う必要がないと。

なので不動産屋は、1か月とか2か月、自社でその部屋を借り次の人に貸すと。。。

世の中で起きている事件の数とかを考えると、あながち嘘でもなさそう。都会とか住めないな、怖い。と思ってたら、全国の事故物件サイトって存在するんですね。うちの近所にも何軒かありました!

 

次に引っ越しするときは、色々調べた方がいいかもしれません。